桶川べに花まつり|初夏を彩る伝統の花の祭典
「第29回桶川べに花まつり」(2026年6月20日・21日)会場の開花状況

観賞畑B(川田谷原)の様子
黄色い花畑に白いモンシロチョウ
江戸時代に、桶川で紅花の生産が盛んだったって、ご存知ですか? 幕末には、出羽(山形)に次ぐ全国2位の生産量で、「桶川臙脂(えんじ)」として全国に名をはせました。
当時、染料や化粧品などとして重宝されていた紅花は、金にたとえられるほど高価。生産地・集散地であった桶川宿には富をもたらし、やがて文化を形成する助けとなりました。
平成に入り、そんな紅花の歴史をしのんでまちづくりに生かそうと、市民らが紅花栽培に着手。1996年からは「べに花まつり」が開催され、現在も市内数か所で紅花畑を見ることができます。
「第29回桶川べに花まつり」(2026年6月20日・21日)を前に、見頃を迎えている紅花畑にうかがいました。
「桶川べに花まつり」(2026年6月20日・21日開催)のメイン会場である道の駅べに花の郷おけがわや、同市農業センターの東側に広がる2,210平方mの紅花畑に約5万本の紅花が咲きます。
道の駅側の畑はまだ咲きはじめといったところでしたが、観賞用見物台の近くは倍以上開花していて、黄色く染まっていました。
でも、こんなにたくさん開花しているのに、つぼみがまだまだたくさんあります。長ーく楽しめそうですね!

花畑東側の観賞用物見台周辺はだいぶ咲き始めています

紅花畑を一望できる観賞用物見台がありがたいですね

道の駅や農業センター側の見頃ももうすぐ
圏央道を望み、県道57号さいたま鴻巣線沿い、4,000平方mの花畑です。こちらも半分の北側はだいぶ咲き進んで、まさに見頃を迎えています。それに比べると東側の見頃はこれからといった様子です。
約20台分の駐車場もあり、紅花の無人販売もありました。

観賞畑Aよりも咲き進んでいる観賞畑B
向こうに見えるのは圏央道

開花しているものと同じくらいかそれ以上につぼみがあります

圏央道側はこれから見頃

紅花の無人販売がありました

黄色いハチが黄色い紅花に

見頃は約1週間
黄色から赤色に花色が移り変わるのも魅力です
こちらは2026年6月7日(日)にうかがいましたが、すでに見頃を迎えていました。花の中央が赤くなっているものもちらほら。同館では、紅花の切り花の販売もあります。

住宅地の中に広がる紅花畑

黄、オレンジ、赤が混じり合う花畑

開花姿は市のマスコット「オケちゃん」そっくり!
コロンとしたつぼみもかわいいですね
特徴的な花姿の紅花。梅雨空でも鮮やかなイエローが映え、まさに黄金色のじゅうたんを敷き詰めたような風景が広がっています。
しかし農作物として生産されていた昔は、開花するそばから花が摘み取られ、当時の人はこの景色を目にすることはできなかったと思われます。
今こうして開花した紅花が一面に揺れる光景を楽しめるのは、平成に入って紅花栽培の復活に尽力した市民の皆さんのおかげ。その思いと先人の歩みに感謝しながら、初夏だけの黄金色の風景を味わいたいものです。

べに花まつりガイドマップ(表紙)
(拡大版は、市公式サイトをご覧ください)

べに花まつりガイドマップ(中面)
(拡大版は、市公式サイトをご覧ください)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。