まいぷれ三島編集部 三島市・函南町・長泉町・清水町のイベントレポート!
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半年の穢れを祓い、無病息災を願う三島の夏の風物詩

2026年6月30日、三嶋大社で「夏越(なごし)の大祓」が執り行われました。
半年間の罪や穢れを祓い清め、残る半年を健やかに過ごせるよう願う日本古来の伝統行事。当日はたくさんの方が参加し、三島市内だけでなく伊豆地域から訪れた参列者の姿も見られました。
午後2時から宝物館前で「大祓式」が斎行され、その後、「茅の輪神事」、「夏越大祓祈願祭」、さらに「祓所神社例祭」へと神事が続きました。

大祓式

大祓式

大祓式

大祓式

大祓式

大祓式
写真に写る境内いっぱいの白い紙片。これは「切麻(きりぬさ)」と呼ばれるものです。
白い紙片(紙垂を細かく切ったもの)と、細い木片や麻などを合わせたもので、
・半年間の罪や穢れを祓う
・心身を清める
・無病息災を願う
という意味があります。
神職の「お祓いを受けてください」という合図とともに、参列者は切麻を頭上や肩へ振りかけ、お清めを受けました。
そのため、お祓いの後の境内には白い紙片が一面に舞い落ちます。
地面いっぱいに白い紙が散っているのは、参列者全員がお祓いを受けた直後だからこそ見られる、夏越の大祓ならではの神聖で美しい光景です。



厳かな雰囲気に包まれた大祓式では、参列者が静かに頭を垂れ、それぞれの思いを胸に祈りを捧げていました。
伊豆地域から参加されていた90代の女性は、「もう、健康で生きていられればいいですよ」と穏やかな笑顔で話してくださいました。
日々を重ねてきたからこそ感じる、健康で過ごせることへの感謝。
その言葉は、多くの参列者が願う「無病息災」そのもののように感じられました。

大祓式の後には、参道に設けられた大きな茅の輪をくぐる「茅の輪神事」が行われました。
参列者は、三嶋大社の神職が唱える和歌に耳を傾けながら、列をつくって茅の輪をくぐります。
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思う事
みなつきねとて麻の葉を
切りに切りても祓いつるかな
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水無月の
夏越の祓する人は
千年の命延ぶというなり
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そして、「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えながら輪をくぐり、無病息災や家内安全を祈願していました。
古くから疫病除けの信仰として伝えられてきた「蘇民将来」。茅の輪をくぐる一人ひとりの姿からは、家族や自身の健康を願う想いが伝わってきました。



茅の輪神事の後は、「夏越大祓祈願祭」、「祓所神社例祭」が執り行われ、神事の最後には、巫女さんから参列者へ清酒(水)と御神供が手渡されました。
神事を終えた皆さんの表情には安堵の色が浮かび、清らかな空気に包まれた境内には穏やかな時間が流れていました。
半年間の穢れを祓い、新たな気持ちで残る半年を歩み始める。
多くの人の願いが重なった三嶋大社の「夏越の大祓」は、三島に本格的な夏の訪れを告げる、心あたたまるひとときとなっていました。

夏越大祓祈願祭

夏越大祓祈願祭

祓所神社例祭

祓所神社例祭





境内いっぱいに舞う白い切麻、静かに祝詞に耳を傾ける参列者の皆さん、そして「蘇民将来」と唱えながら茅の輪をくぐる姿。
三嶋大社の夏越の大祓は、どこか特別な時間が流れているように感じました。
取材中、伊豆から参加されていた90代の女性が話してくださった「もう、健康で生きていられればいいですよ」という言葉が、とても印象に残っています。
慌ただしい毎日の中ではつい忘れがちですが、元気に過ごせること、家族や大切な人が健やかでいてくれることは、何よりありがたいことなのだと改めて気づかされました。
半年の穢れを祓い、残る半年の無病息災を願う夏越の大祓。
残る半年も、皆さんが健やかに過ごせますように。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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