保條芳彦の女子野球ホームランプロジェクト!
女子野球の近代史と現状そして未来!これからは女子野球が熱い!



・・・とある平日昼間、ランチを食べながら。
編集長 「保條さん、女子野球の存在は知っていましたが、歴史や背景なんかも少し詳しく知りたいですね」
保條 「任せてください!女子野球と言えば私ですよ!!」
編集長 「…え???」
保條 「実は…2013年と2015年は女子プロ野球のチームトレーナをやってましたから」
という事で今回はちょっと女子野球について語らせていただきます。
トレーニングの成果はすぐにでてくるものでもないので、
成果発表をしつつ、ときどき今回のような「女子野球」についてのあれこれもお伝えしたいと思います。
私(保條)調べですので若干の誤りはあるかもしれません。
また、一部略している部分もありますが、そこが重要な可能性もあります。
詳しい方は色々とコメント等お願いします。
ー歴史
1917年 今治高等女学校(愛媛県)が野球部を創設
1919年 名古屋市で「高等女学校野球大会」を開催
1947年 横浜女子野球大会を開催
1950年 4球団による女子プロ野球発足
1952年 最大25チームに増加するが「プロ(ショー)志向」「健全スポーツ志向」の分断により分断。
その後社会人野球へと移行する
日本女子野球連盟→日本女子野球協会→全日本女子野球協会→全国大学軟式野球連盟・全国大学女子軟式野球連盟→全日本女子軟式野球連盟
この様に様々な団体が発足、消滅(継続・継承を含む)を繰り返す。
そして、近年では…
1997年 全国高等学校女子硬式野球連盟発足
2002年 日本女子野球協会発足(後の一般社団法人全日本女子野球連盟)
2010年 女子プロ野球発足
2014年 日本女子野球協が一般社団法人全日本女子野球連盟に改組・全日本野球協会に加盟
【動向と考察】
1997年頃から女子野球の活動が活発になってきたと思われます。
2010年当時は女子野球人口は一般チーム48チーム、高校野球5チーム程度であった。
2014年頃から現在の女子野球の人気加速につながったと考えています。
今回企画に参加してくれている選手のみなさんに、女子野球についてお話を伺いました!
質問役は、保條が務めています。
--- 現役でプレーをしている皆さんが思う女子野球の魅力は何ですか?
ほのか「女子野球はとにかく笑顔が多くて、粘り強さや頭を使ったプレーが魅力だと思います」
ひより「女子野球はどのチームも笑顔で楽しくプレーしている選手が多い事、男子に比べて力が弱いので戦略的な野球で試合が進行する事が面白いです。他のチームとの交流が多いのも魅力です」
さな 「男子とは違った楽しみ方があります。チーム一丸となって盛り上がるところなど魅力にあふれています」
なるほど。。。
私、保條が客観的に見た印象も同じで、女子野球選手は本当に野球を楽しそうにプレーする印象があります。
中学生、高校生、プロ野球選手と男子選手を多く見てきましたが、女子野球選手の方が圧倒的に向上心が高く、練習も真面目に取り組みます。もちろんトレーニング・ウエイトトレーニングに対する意識もかなり高いと感じました。
本来スポーツや趣味、競技であっても「好き」「楽しい」だからこそ巧くなりたくて練習を行うものです。
でも…いつしか練習が辛くなり、野球自体から離れてしまう…特に男子野球はその傾向が強いように感じます。
女子野球選手はこの最も大切な事を思い出させてくれます。
これこそ、女子野球選手の一番の良いところだと感じています。
--- では次に女子野球の未来についてお聞かせください
ほのか「まだまだマイナースポーツですので、多くの女子が野球をはじめ、試合環境や練習環境が整い、どんどん女子野球が認められるようになりたいと思っています」
ひより「女子野球も男子同様にプロ野球組織を確立し、テレビでも中継され、世界中の人々に認知されたいです。そうなることで、野球だけではなく女子アスリートの活躍の場が広がると思っています」
さな 「楽しみながら強くなりつつも、男子のプロ野球の様になって良ければいいと思います」
女子野球選手は女子野球をメジャースポーツにしたい気持ちが強いように思っているのでは、と感じます。
過去にはプロ組織も存在しましたが、現在では社会人クラブチームが頂点となっています。
私、保條個人の考えとしては社会人のクラブチームも魅力を感じますし、素晴らしい活動だと思いますが、選手たちの想いは「女子プロ野球があってほしい」なのです。
その為にはまず「知ってもらう事」「興味を持ってもらう事」であり、この記事が少しでも役立てられれば嬉しですね!

ほのか選手

ひより選手

さな選手
約10年にわかさ生活が主体となり女子プロ野球を発足しました。
当初は会社の意向でアイドル路線で始まりましたが、徐々にアスリート思想が進み、かなりハイレベルな野球組織となりました。
私はアスリート志向が強くなった2013年「イースト・アストライア」「ノース・レイア」というチームのトレーナーを担当しました。
恥ずかしながら、それまで女子プロ野球の存在どころか、女子野球自体もほとんど知りませんでした。
第一印象は「女子野球ってレベルが高い!」です。
特に女子野球界で有名な川端友紀選手、里綾実選手のレベルの高さには驚かされました。
知らない方も多いと思いますが、2004年から開催された「女子野球ワールドカップ」では第1回、第2回はアメリカに次ぐ準優勝、第3回~2024年の第9回まで日本は7連覇しているのです!
そう!日本の女子野球は世界で一番強いのです!
それでも…女子プロ野球はお世辞にも人気だったとは言えません…。
さらに、ファンや周りの方々からは、組織に対するネガティブな声もありました。
でも、内部にいた私からすると、選手たちは本当に頑張っていました!
真剣勝負だし、練習やトレーニングも手を抜かない、選手としても人間としても凄く素晴らしかったです。
その後内部事情により解散となりますが、この時の彼女たちの活動が現在に至っているのは紛れもない事実です。
彼女たちは未就学児や小学生に対し積極的に女子野球教室を開催していました。
女子プロ野球発足当初、全国の高校女子野球部が5校だったのに対し、2020年には高校女子野球部が40校を超え、現在も増加を続けています。
これは、彼女たちの頑張りなのです。
女子プロ野球解散後も、主要選手が各々に社会人クラブチームを発足し、積極的な活動を行っています。
中にはNPB公認チーム(西武ライオンズ・阪神タイガース・読売巨人軍)で活動している選手もいます。
この様に「日本の頂点」を創り、女子野球の人気を創ったことは彼女たちの功績なのです。
そして現在、イチロー選手の女子高校選抜との試合の影響もあり更に注目が高まっており、2026年にはアメリカの女子プロ野球リーグが発足され、その道筋も示されていると感じています。
これからの女子野球!目が離せません!
そして、今回トレーニングに参加してくれている選手のこれからの活躍にも当然期待大です。



この記事は、トレーニングで球速アップや飛距離アップを目指す企画でしたね(笑)
今回の現状報告となります。
以下の表を使う事でトレーニングで使用すべき重量と最高挙上重量(推定値)が分かります。
これは一般的に言われている内容に私の経験と収集情報から作成したオリジナルの座標です。
テスト方法
①自身の推定挙上重量の90%程度の重量を使用
②最高挙上回数を行う(チャレンジ)
③重さと回数のクロスした座標=10回のトレーニングで使用すべき重量
これでトレーニングで使用すべき重量が分かります。
また「③」の重量を0.75(ベンチプレス・デッドリフト)0.7(スクワット)で割り算すると推定挙上重量を知ることが出来ます。
繰り返しになりますが、一般的に言われている内容に私の経験と収集情報から作成したオリジナルの座標ですので、誤差もありますが、1回チャレンジするよりも安全性が高く、普段のトレーニングの中で最高挙上重量を知ることが出来ます。
ひより選手
前回の最高挙上重量→今回の最高挙上重量
ベンチプレス 31.25kg → 33.3kg 微増
デッドリフト 37.5 kg → 53.3kg 15kgUP
スクワット 50.0 kg → 75.0kg 25kgUP
さな選手
ベンチプレス 37.5kg → 40.0kg 微増
デッドリフト 37.5kg → 53.3kg 15kgUP
スクワット 37.5kg → 75.0kg 37.5kgUP
ほのか選手
ベンチプレス 25.0kg →33.3kg 微増
デッドリフト 37.5kg →60.0kg 22.5kgUP
スクワット 50.0kg →71.4kg 21.4kgUP
下半身の筋力が著しく成長しています!凄い!
また、女性は男性に比べ上半身の筋力が伸びにくい傾向にありますので、ここは強化ポイントとなります。

今回はトレーニングの現状と女子野球界の歴史や魅力について抱えて頂きました。
是非、読者の皆様も女子野球にご興味を抱いて頂ければ幸いです。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
この記事に関するキーワード

2話 日本での「女子野球」の歴史、ご存じですか??
女子野球の近代史と現状そして未来!これからは女子野球が熱い!

1話 女子野球ホームランプロジェクト始動!
現状認識と目標設定…そしてトレーニング!
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