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カヌスラで海そなえ! 水辺の事故防止へ。体験型安全教育プログラム。

更新)

「海そなえプロジェクト」がカヌースラロームセンターで開催。夏に向けて、流れる水の楽しさと、本当のそなえを学ぼう!

オリンピック会場となったカヌースラロームセンターで、水辺の事故を防ぐための知識と行動を、実際の体験を通して学ぶことができる参加型イベント「カヌスラで海そなえ!」が開催されています。

主催は公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)。

小学3年生以上を対象に、6月27日~8月5日の期間中に全10回開催の予定。

 

カヌースラローム会場では、「流れ」を安全に再現できることが最大の特徴。

実際の海や川では危険を伴うために実施できない落水体験や流される体験も管理された環境で安全に実施することができます。

知識として理解するだけでなく、実際に体験することで、水辺の危険性やライフジャケットの重要性を深く理解することができます。

 

今年で2年目のイベントを取材してきました。

まずは参加者全員、ライフジャケットとヘルメットを着用。ライフジャケットの正しいつけ方も学びます。

最初に挨拶と、体験の流れ、注意事項の説明を聞きます。

主なプログラム

 

■海プログラム

 

・ライフジャケットの正しい着用、浮き方、川と海での活用の仕方

・水の中の身のこなし方、身を守るための泳ぎ方

・離岸流体験

・流れのある所での泳ぎ方

 

■ラフティング体験

 

・ラフティング体験

・急流での落水体験

 

■海プログラム~静水域・流水域での体験~

 

アクセスプール(静水域)

 

流れのないプールで、水の中の身のこなし方、身を守るための泳ぎを体験します。

まずは大人が先に入水。水温や深さを確認して、安全を認識してから子どもたちが入るようにします。

つい、大人は準備している間に子どもたちだけ先に水に入る、ということをしがちですが、まず先に大人が安全を確認する。当たり前のことなのに、やっていなかった場面もたくさんあったこと、反省です。

まずは流れのないプールで、水中の身のこなし方、ライフジャケットの使い方などを体験

まずは大人が水温、深さを確認。そのあとで子どもたちが水に入る。

さぁ!子どもたちも体験してみよう!

仰向けに力を抜いて浮く「ラッコ浮き」を実践してみる。

フィニッシュプール(流水域)

 

カヌースラロームセンターの特徴である、「流水」を体験。

よく耳にする『離岸流』は、おおよそ1秒間に1メートル流されるといわれています。

フィニッシュプールの流れはちょうど離岸流と同じくらいの速さ。

まずは流されて、その速さを実感。そして、離岸流に流されたときには、逆らわず、『岸と並行に泳ぐ』

そうすると、途中で流れから抜けたことを感じられるはず。そこからは岸に向けて泳ぎます。

 

『離岸流』に逆らって泳いだらどうなるか・・・これも体験。

ほんの数メートルの距離ですが、流れが速く、大人でも全力で泳いでたどり着けるかどうか・・・

かなりの勢いで泳いで、ゴールラインを超えられたのは数名。ほとんどの人は泳いでも泳いでも全く前に進めませんでした。

その間に体力を消耗して、岸にたどり着けなくなる可能性が高いので、離岸流に流されたときは、逆らって泳ぐことはやめましょう。

 

参加した親子は今年で2度目の参加。

「思ったより流れが速く、波に逆らうと大変なことが分かった。」「知っているのと知らないのとでは、全く違う。実際に遭遇した時にパニックにならないように、体験しておくことは大切。」と話してくれました。

海の事故で多い「離岸流」を体験。

実際の海辺でも、知っていることでパニックにならずに対応できる。

流されたら、『岸と並行に』泳ぐ。

流れがなくなるのを感じて、岸を目指す。

もう一つの体験は、『向こう岸まで泳いでみよう!』

よく聞くフレーズですが、流れのある河川で対岸まで泳ぐことは、決してやってはいけないこと。

なぜなら、まっすぐ目標に向かって泳いでいるつもりでも、流れがあるから必ず目標から離れていく。

そうなったときに、たいていの人はパニックになって慌てる!溺れる!

 

実際には、流れがあるので、目標を正面に見て、『11時』の方向を目指して泳ぐ。それでも少しずつ流されていくけれど、目標には近づいていけるはず。

知っていればパニックになりにくいが、知らないとほとんどの人がパニックになる。

 

泳いでみて、11時の方向に、そしてかなり頑張って泳がないと、対岸までたどり着けないようでした。

そして、忘れてはいけないのが、たどり着いて岸に上がる体力を残しておくこと。

 

たった20センチのいかだも、ライフジャケットを着たまま上るのはかなりハード。

むしろ大人のほうがなかなか岸に上がれなかったりするそうです。

なんとなく、「行けちゃいそう?!」と、泳いでみたくなるけれど、とても危険だということ、覚えておきましょう。

離岸流(約1m/秒)に逆らって泳いでみる。

体力を消耗して岸にたどり着く前に力尽きてしまいそう。

流れのある川を想定して、向こう岸までわたる実践。

流れを想定して、『11時』の方向を目指して泳ぐ。

■ラフティング体験

 

カヌースラロームのコースを使ったラフティング体験

 

まずはグループに分かれて、大きなゴムボートに乗り込み、ボートの漕ぎ方を練習。

オールが流されないように、正しい持ち方、漕ぎ方を習って、実際にコースまでボートを漕いでいきます。

 

コースでは、水しぶきの上がる急流をゴムボートで下流まで流れに沿って移動します。

かなりハードなアトラクションのような勢い!

コースを2周回ったら、次は急流での落水体験です。

 

お待ちかねの『スラローム体験』

オールの持ち方を教えてもらうよ。

グループに分かれてボートを漕いでみよう。

急流を体験するときは姿勢を変えるよ。

カヌースラロームコースを使って体験。

急流でスリル満点!

急流ではオールを上に向けて持つ。もう片方の手はボートのロープをしっかりつかんで振り落とされないように!

急流での落水体験

順番に急流のコースに飛び込みます。

慌てず、顔が浮き上がるまでまって、仰向け(足が下流)になってイカ泳ぎ。

流れが緩くなるまで、そのまま流れに身を任せ、流れが緩くなったところで、クロールなどで岸まで泳ぎます。

急流に落水した時にどうしたらいいか、実際に流されてみよう!

足は下流にむけて『ラッコ浮き』で、流れが止まるところまで逆らわずに流されてみる。

■参加者の声

親子で参加。流れに逆らうと大変なことがよくわかりました。知っているのと知らないのでは、実際に遭遇した時に全く違うと思う。貴重な体験ができました。

(小4・中1)

今年2回目の参加というグループ。子どもが小学校の同級生だそう。水の事故を防ぐための貴重な体験を、都内で参加できるのはとてもありがたい。

夏に備えて、このような企画はどんどん参加してほしい。

2年続けて参加しているけれど、意外と忘れていることもあるし、今年また新しいことを学べて、とても貴重な体験になりました。

(中1・小4・小4)

今年で2回目、親子で参加。

知識として知っているつもりでも、実際にその場面に遭遇した時にパニックにならないために、体験しておくことが大切だと思いました。

 

お母さんに誘われて参加した高校生。

来てみたら楽しいし、普段体験できないことが体験できて、学びになります。

■海そなえ! 今後の開催予定

 

参加費:1,000円 (子ども・大人同一料金)
 ※参加申し込みをいただく時点で、別途システム使用料180円が必要です。

 

持ち物:水着、速乾性のあるTシャツ・短パン、タオル、ウォーターシューズ(ビーチサンダルやクロックスなど脱げやすいものはNG)

 

参加者には、修了証とクリアファイルがもらえます。

参加者には、事後アンケートを出口で回答をお願いします。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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