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【対談まとめ】小島葬儀店×磯子区のお店

【対談】将棋から見える人生の振り返り方~小島葬儀店×将棋サロン「遊TH」~

更新)

提供:小島葬儀店

将棋サロン「遊TH」の藤田純一さん(左)と、

小島葬儀店の内藤碧海さん(右)

「人生という盤上の、最善手を探る」。

将棋では、今ある局面から最善の一手を選ぶために、過去の流れを分析し未来を予測します。これは人生における「終活」と驚くほど似ています。

 

磯子区で昭和初期から葬儀を通じて人々の人生に寄り添ってきた小島葬儀店と、金沢区で将棋を通じて思考力と対話力を育む「将棋サロン 遊TH(ユース)」

 

この2者がコラボレーションして、2025年2月26日、将棋サロン遊THを会場に「はじめての終活セミナー」を開催しました。

 

ここで参加者たちは、自分の人生を「ライフチャート」というグラフに描き出し、人生の重要な局面や選択を分析。「この一手が、その後の展開をどう変えたか」という視点から、自らの価値観と向き合いました。

➤プロフィール

将棋サロン 遊TH(ユース)

金沢文庫駅からほど近い場所で、子どもから大人まで幅広い世代が将棋を通じて交流する場を提供。

 

代表の藤田純一さんは「将棋だけでなく、様々な学びをテーマにしたサロン」をコンセプトに掲げ、将棋のほか、チェスやハーバリウム作りなど多彩なワークショップも開催しています。

将棋サロン 遊th

将棋サロン

将棋好き集まれ! 初心者から上級者まで 楽しみながら学べるサロン

横浜市金沢区谷津町339 斉田ビル3階A

小島葬儀店

昭和初期の創業以来、磯子区で地域に寄り添い続ける葬儀社。「ご家族のお気持ちに寄り添ったご葬儀で、真心をカタチに」をモットーに家族でお店を営んでいます。

 

近年は葬儀だけでなく、生前から人生を豊かに過ごすための「終活」に関するセミナーやワークショップも精力的に展開。地域に根ざした取り組みを続けています。

小島葬儀店

葬祭業・葬儀場

ご家族のお気持ちに寄り添ったご葬儀で、真心をカタチに

横浜市磯子区下町5-21

~~過去の小島葬儀店さんの対談記事~~


 

➤【イベントレポート】はじめての終活セミナー

── 今回のイベントはどのような内容だったのでしょうか?

 

内藤さん(小島葬儀店):

今日は「はじめての終活セミナー」ということで、まず終活とは何かということからレクチャーを始めました。

葬儀屋として開催していることから、家族葬や一般葬などの葬儀の種類、選ぶ際の基準など「葬儀」に焦点を当ててお話ししました。

 

その後は、「ライフチャート」というワークへ。

これは人生を振り返るグラフをつくるワークです。感情が上下に動いたときの出来事を思い出し、周りに誰がいたかなどを振り返ります。そこから「これからの人生を120%生きるためにはどうするか」を、15分ほどで考えてもらいました。

 

終活の本質は、過去を振り返りながら、これからをどう前向きに生きていくかというところにあります。それを体感してもらうことが目的でした。

── 藤田さんも参加者として体験されたそうですね。いかがでしたか?

 

藤田さん(将棋サロン遊TH):

まず、葬儀についてのレクチャーはとても勉強になりました。普段なかなか聞くことのないテーマですし、家族間でも話しにくいものですよね。

 

ライフチャートでの振り返りワークをやってみて、改めて自分の人生を振り返ると、すごく山あり谷ありだなと実感しました。どういう価値観を今までの人生で大事にしてきたのか、何に喜びや幸福を感じていたのかを考えられたのは、とても貴重な発見でした。

── 参加者された方々はどんな様子でしたか?

 

内藤さん:

終活イベントはだいたい60代ぐらいの方が中心なのですが、今回は10代から50代まで幅広かったです。

 

ライフチャートのワークでは、最初に出来事を時系列で並べ、心の上下の点を打つところから始めたのですが、点を打ってからは皆さんの手の動きがどんどん速くなっていきました。皆さん集中して取り組まれていて、その間で会話も弾んでいたのが印象的でした。

 

年齢によって人生グラフの形も興味深い違いがありました。年数を多く生きてこられた方は上下の浮き沈みが激しく、若い方はまだそこまでの浮き沈みがない。それぞれの人柄も出てくるし、多くの方が参加すればいろんな人生があるんだなと互いに気づきがあります。

ライフチャートの例

藤田さん:

確かに、グループワークだったのでお互いの人生の上下が見えて、より会話が弾みました。

 

内藤さんからは「直感的にやった方がいい」とアドバイスをいただき、3分くらいでどんどん進めていったのが良かったです。じっくり考えすぎるよりも、直感で書いていくことで本当の自分の価値観が見えてきたように思います。


 

➤将棋と葬儀、意外な共通点とは

──今回のコラボレーションに至った経緯を教えてください。

 

藤田さん:

当サロンでは、将棋に限らず「学び」をテーマにしているのが特徴です。私自身、学びを得ることに喜びや楽しさを感じているので、様々なテーマのワークショップを開催しています。

 

終活については、父も高齢になってきましたし、祖父母も健在ですがかなりの高齢なので、そろそろ意識していかなければと思っていました。そんな中でご紹介いただいて、とても良いご縁をいただいたと思い開催させていただきました。

内藤さん:

将棋自体が認知症予防になったり、趣味を通じて外に出かけるきっかけになったりすると聞いていました。

また、サロンに若い方が多いということも聞いていたので、葬儀業界に興味を持ってもらえるきっかけになればとも考えました。

 

10代や20代の方が葬儀について本気で考えるのはなかなか難しいので、もう少し砕けた形で伝えていきたいなと思いましたね。葬儀社での仕事は「人の人生を形にする」という側面もあり、若い方にもその魅力を知ってもらえたらと思っています。

──お二人は将棋と終活に何か共通点を感じていますか?

 

内藤さん:

将棋は内面との対話が多いと思います。

 

将棋は相手がどう動くか、自分がどうされたら嫌かを考えて先読みして動きますよね。

葬儀もどんな送り方が故人の方に喜ばれるかを考えます。これらから、「人の気持ちを読み合う」という共通点があるなと思います。

 

言葉にしない中でも、表現やしぐさでコミュニケーションをとり、信頼感を築いていくという点で、将棋の対戦も葬儀の準備も似ています。不安なことを少しずつ解消しながら先を見据えていくプロセスも共通していると感じます。

藤田さん:

将棋には「棋は対話なり」という言葉があります。

 

これは、相手の指し手の意味を考え、どういう人なのかをお互いに考えることが対話という意味です。

今回ワークに参加させていただいて、それは葬儀の重要さと近いところだなと感じています。

 

将棋を指導する時も、目の前にいる人がどういった意図を持ってやっているのかを考えることがすごく大事だと思っています。その考えを尊重した上で技術的なアドバイスをするということを意識していますが、内藤さんと同じく、葬儀と将棋は人の気持ちを読み合うという点で共通していると思います。


 

➤地域コミュニティにおける役割と展望

──今回のような体験型のワークショップで、若い方にも終活や葬儀について考えるきっかけが生まれそうですね。

 

内藤さん:

そうですね。今回は白紙のグラフをお渡しして、「ぜひご家族でもやってみてください」とお声掛けしました。家族でやると、「この時はこうだったね」という会話が自然と生まれると思います。話だと難しいことも、ゲームのようなワークだとすんなり出てくるところがあるので、とても良いツールだと思います。

 

実は小島葬儀店では、自分に合った葬儀の形を見つけるための「事前相談」も行っています。大切にしてきた価値観や好きなことを踏まえて、その人らしい最期の形を一緒に考えていくプロセスです。

 

今回のライフチャートで発見した自分の価値観を、そうした事前相談にもつなげていただければと思います。

── お二人は、それぞれの地域でどのような役割を果たしていきたいと考えていますか?

 

内藤さん:

葬儀を知ってもらう一環として、やはりイベントやセミナーに力を入れていきたいです。

 

あとはワークショップとして、ライフチャートやった後に将棋をする、という形も、相手の価値観を知ったうえで一局するのは面白いかもしれません。今度、また遊THさんでやってみたいですね。

藤田さん:

将棋は一生できる趣味なので、いろんな年代の人と共通言語として使える手段にもなります。

普段生活をしていて、小学生が60~70代の方と交流する機会は少ないと思います。そのような世代間同士のコミュニケーションツールとしても有益なツールです。

 

実際、サロンに通われている高齢の方が病気になって来られなくなったケースもあります。そういう時に、子どもたちに「一緒に将棋をやってくれていた方がいなくなった」という経験を通して、生と死について考えるきっかけにもなるのではと思います。


 

➤まとめ:趣味から広がる、新しい終活の形

将棋と終活。一見すると接点のない二つの世界が、「人生の振り返り」「対話」「先を読む」といったキーワードで結びついていることがわかりました。

 

内藤さんは「終活では、不安を見つめ直して、それを未来につなげることを大切にしてほしい」と語ります。趣味を通じたコミュニティの中で、自然な形で人生や死生観について考える機会を持つこと。それが現代の新しい終活の形なのかもしれません。

 

***

 

次回のイベントについては、小島葬儀店のSNSや当サイトでお知らせいたしますので、ぜひチェックしてみてください。

 

小島葬儀店の最新情報

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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