「協調性と個性のバランス:子どもたちに伝えたい生き方の真髄」名古屋市で子供、親子、女性、社会人、シニア向けに優しく空手を指導してます。また、空手だけではなく人生を楽しく生きていく術も教えています。
琉球少林流空手道 月心会 名古屋本部道場

子どもたちに伝えたい生き方の真髄
子どもは幼稚園に入ると、初めて家族以外の人とコミュニケーションを取るようになります。
これは、いわゆる「社会性」や「協調性」を学び始める重要なステージです。
その後、小学校、中学校と進むにつれて、友人との関わりから、先輩や後輩との関わりへと、段階的にコミュニケーションの幅を広げていきます。
日本の教育環境では、中学生ともなれば、ほとんどの子どもが高校受験を意識し、塾に通うのが当たり前という風潮があります。
私はこれを「同調性」の弊害だと考えています。
つまり、みんながやっているから自分もやらなければならないという、他人に流される心情です。
「協調性」や「同調性」をしっかり身につけた子どもは、企業にとって非常に使いやすい「駒」となります。これは、ある程度規模のある企業を経営した経験がある人に聞けば、誰も異論を唱えないでしょう。企業の中では、90%以上の人が決められた枠内で活躍することを求められます。
そうした人材がいなければ、社会は成り立たず、非常に大切な存在であることは確かです。
だからこそ、こうした生き方そのものを否定するつもりはありません。
しかし、私としては、できれば若い人たちには、起業の醍醐味を味わってほしいという思い我が門下生たちに期待をしています。
うちの娘は、横浜に住んでいた時に半年間だけ高校に通い、その後はミラノに移住しミラノの高校に入学しました。我が家の学区は、非常に教育に熱心な親が多く、99%の子どもが塾に通っていました。
そんな中で、我が娘は唯一、塾に通っていませんでした。
私は「塾に通わないといけない」という固定観念を持たないようにと娘に言い聞かせていました。
娘は決して勉強嫌いなわけではなく、成績も常に5段階評価で4以下はなく、結果受験をせずに地元のの名門高校に入学しました。
その後、ミラノの大学を卒業し、日本の経済産業省が推進するプロジェクトに関わるスイス本社の企業でインターンとして働き、その後は起業して「フォーブス」が選出する「世界を変える30歳未満」の30人の1人に選ばれました。
この結果は、私が「協調性も大事だが、まずは自分の目標を定め、そのために必要な個性を磨け」と言い続けたことが、功を奏したのだと思います。
息子も、ミラノ工科大学の建築学科を卒業後、世界的に有名な建築事務所に採用され、入社後すぐに「建築模型部門の責任者」に抜擢されました。
しかし、企業に所属する窮屈さを感じ、姉と同様に起業して現在は建築設計を行いながら、プロダクトデザインの仕事も楽しんでいます。
おそらく、こうした育て方は世間の常識から外れていると捉えられるかもしれません。
しかし、彼らにとって「やりがいのある仕事」をしているのを見ると私の育て方は間違っていなかったのではないかと思っています。
私が一番伝えたいことは、「常に自分の好きな道を進みなさい!そして揺るぎない思いは必ず叶う!」ということです。これは我が門下生に全員、実感させてあげたいと思っています。
人間は一人で生きることはできません。社会で生活する以上、他人との協調性は必要不可欠です。
しかし、小学校高学年までには十分に協調性を学んだのであれば、中学生以上はとことん「個性」を磨くステージに入るべきだと私は考えています。
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