桐光学院 本部校
国語・社会 智久先生
こんにちは。
国語・社会担当の鈴木智久です。
生徒たちの書いたものを見ていると、良くない意味で気になる書き方が多く見られます。
定番なのは、「なので」を文の初めに使ってしまう書き方。この語は、もうSNS上にあふれているし、入試問題の本文にもそのまま登場しました。
そろそろ接続詞として認められそうですが、今のところ単語としては認められていないので、作文で「なので」を文頭に使うと絶対に減点されます。
最近では、「ですので」「ですが」といった語もよくお目にかかかります。
これらも単語として認められていないので、テストで用いることはできません。
「1人」「3つ」といった表記も、(少なくとも縦書きのときは)誤りだと思っていたのですが、これは正しい書き方でした。
少なくとも誤りではない。
数量的に数えられるもののときは算用数字でもOKのようです。
ただ、固有名詞や熟語のときは、漢数字でないとダメです。
「九州」を「9州」としたり、「一石二鳥」を「1石2鳥」としたりしてはいけません。(後者の書き方は一度だけ見たことがあります。)
本文が漢数字で書かれているのに、すべての漢数字を算用数字に直すツワモノもいます。
助詞の「たり」は通常、「~たり…たり」と重ねて使います。
生徒の作文では、「たり」を単独で使っている文が多く、よく指摘するのですが、そんななか、「たり」単独使用の文章が、入試問題の論説文としてそのまま出ていました。
筆者も出題者も、この語法が気にならない世代になったのかもしれません。
もう、そういう時代です。
こうなると、子供たちには何が正しいのか説明しにくくなる。
テストでの文章ということで、なんとか説明をしている。
採点者がこういった表記を気にする人だったら減点される可能性があるから、それは避けようということです。
ただ、まだ1学期だと、作文自体を書こうとしない子もたくさんいます。
ここから夏に向けて、「文を正しく書く」ことが自然にできるように、繰り返し練習を積んでいきます。
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