来春に向けて|ループ構成で考えるロードバイクのルート作り入門
自転車の店 ヨシハラ商会
こんにちは、ヨシハラ商会です!
今回は、ロードバイクでサイクリングルートを組み立てるときの「基本テクニック」についてお話しします。
特に、私がいつも大事にしているのが、出発地点と到着地点を同じにした「ループ構成」でコースを組むことです。
「なんとなく走り出して、そのまま帰ってくる」でもサイクリングは楽しめますが、少しだけ“設計”の視点を取り入れてあげると、参加するみんながもっと安心して楽しめるライドになります。
■ なぜ「ループ構成」が走りやすいのか
ルートを考えるとき、スタートとゴールを同じ場所にすることには、いくつかのメリットがあります。
1)集合と解散が分かりやすい
集合場所=解散場所を同じにしておくことで、初めての方も迷いにくくなります。
車で来る人は同じ場所に駐車したままでOKですし、輪行の方も「同じ駅に戻ってくる」という安心感があります。
2)距離と時間の見通しが立てやすい
ループ構成だと、全体の距離や獲得標高を事前に計算しやすく、休憩ポイントや補給タイミングの計画も立てやすくなります。
「このペースなら○時にはゴール」という見通しが立つと、初心者の方も安心して参加しやすくなります。
3)風向き・地形を活かしやすい
往復コースだと、行きは追い風・帰りは向かい風…といった状況になりがちです。
ループ構成なら、なるべく向かい風区間を登りやスピードを抑える区間に充てるなど、体力消耗を抑える工夫も可能です。
結果として、全員が最後まで笑顔で走り切りやすくなります。
■ メンバーの熟練度に合わせた“逃げ道(ショートカット)”を用意する
グループライドでは、脚力や経験値がバラバラなことも多いです。
そんな時に大事なのが、ルート上に「迂回路(ショートカット)」を組み込んでおくことです。
・体調がいまひとつの方
・久しぶりにロードバイクに乗る方
・初めて長い距離に挑戦する方
こういったメンバーがいる場合、途中で距離を短縮しても合流しやすいコース設計にしておくと、お互いに気持ちよく走ることができます。
地図を見ながら、
・「ここから先、ショートカットすると〇km短くできる」
・「この交差点でコースを分けて、別ルートで同じカフェに集合できる」
といった“分岐ポイント”をあらかじめ設定しておくと、当日の判断もしやすくなります。
■ 距離に応じて「経由地・目的地」を置いてあげる
ルートを組むとき、距離に応じて分かりやすい目的地や経由地を設定しておくと、走っていてもメリハリが生まれます。
・20~30kmなら…「道の駅」や「カフェ」などをゴールに
・50~70kmなら…中間地点にコンビニやトイレのある公園を
・100km以上なら…2~3箇所の休憩・補給ポイントを明確に
「次のコンビニまであと10km」「あの峠を越えたらご褒美ソフトクリーム」など、小さな“ゴール”をいくつか用意してあげると、初心者の方でも達成感を感じながら走りやすくなります。
■ 交通量と安全性への配慮は“最優先”
どんなに景色が良いルートでも、交通量が多くて常にピリピリしながら走るようでは楽しさ半減です。
ルート策定の際には、できるだけ
・大型車の通行が多いバイパス
・見通しの悪い幹線道路
・路肩が極端に狭い区間
は避け、交通量の少ない生活道路や農道、川沿いの道などをうまくつないでいくのがおすすめです。
地図アプリやストリートビューで事前に確認するのはもちろん、可能であれば事前に一度下見ライドをしておくと、路面状況や景色、信号の多さなども含めて判断しやすくなります。
■ コースアテンド側としての準備と心構え
自分が「コースを引く側」「案内役」になるときは、メンバーへの配慮も含めて準備しておくと安心です。
・当日のペース配分をイメージしておく
・休憩のタイミングと場所を事前に共有しておく
・初心者の方が不安になりやすいポイント(ダウンヒル、交通量が増える区間など)を把握しておく
こうした細かな気配りが、「またこの人の企画で走りたい!」と言ってもらえるコース作りにつながります。
本格的に学びたい方は、サイクルガイド講習などを受講してみるのも一つの方法です。
安全管理やグループコントロールの考え方など、自己流では気づきにくいポイントを整理して学べます。
■ 喜多方発着ルートづくりの楽しさ
喜多方市をスタート&ゴールにすると、東西南北どの方向にも魅力的なエリアが広がっています。
・南北方向:歴史ある街並みや神社仏閣など、「歴史感多め」のエリア
・東西方向:山や湖、田園風景など、自然をたっぷり満喫できるエリア
このようなエリア同士をスポットでつなぎながらループコースを組むと、「今日は歴史メインのコース」「次は自然たっぷりライド」など、テーマ性のあるサイクリングを楽しめます。
どのように周るかは、まさにコース策定者のセンスと好み次第。
同じ喜多方発着でも、組み合わせを変えるだけで何通りもの表情を見せてくれます。
「自分でもルートを引いてみたい」「こんなメンバー構成だけどどんなコースが良い?」など、具体的なご相談も大歓迎です。
地元ならではの視点で、安全で楽しく走れるコース作りのお手伝いをさせていただきます。
では、笑みが溢れる信頼の店を目指して!!
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