下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り
カネをかけなくても工夫がある逸品
・ヤリイカ【スルメイカでも可】・・・一杯
・赤唐辛子【輪切り】・・・少々
・粗塩・・・小さじ1/2
・酒・・・大さじ2
作り方
イカの塩辛こそ酒飲み最大の友。やれ塩加減だ、ワタだ、寝かせだと議論百出。居酒屋に【自家製イカの塩辛】とあれば必ず注文し、お手並み拝見する。
晩酌はこれを手製する。まずイカの鮮度が第一。白くなったものはダメで赤茶の皮がみずみずしく透明なほどいい。函館や福岡の、泳いでいるイカをスイスイ捌く活き造りを見ていると、死んで店売りしているものなどイカではない、と言いたいがそうもイカない(笑)。
それをよく水で拭いて細く切り、塩、酒、鷹の爪【赤唐辛子】で和え、冷蔵庫で寝かす。ワタは使わない。ワタは塩を振って焼いてレモンをぎゅ。うまいですぞ。
塩辛はその日からも、一週間後もおいしい。肝心は一日に何度もよくかき回すことだ。
これは九州風の作り方。九州の塩辛はワタは使わない。ワタを使わない塩だけは、イカの味がそのままに甘味も強調される。好みで醤油をちょっと垂らし風味をつけてもいい。
↑九州風のワタを使わない塩辛。福岡の「天麩羅処 ひらお」
↑ワタ入りの普通の塩辛のあっさりタイプ。秋田の「芝良久 山王店」
↑ワタ入りの普通の塩辛の甘口タイプ。目黒区祐天寺の「翔び翔」
↑ワタ入りの普通の塩辛の濃厚タイプ。札幌の「橘」

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規9000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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